地盤調査について
2013年 11月 20日
水曜日担当Aです
今回は地盤調査についてアップします
さて、早速ですが、
今立っている下には何がありますか・・?
床?
では床の下は?
・・構造用合板?
では構造用合板の下は?
・・・・土台?
では土台の下は????
・・・・
どのようなルートを辿っても最終的に土地になると思います。
ロマンのある方ならば地球と言うでしょうが、
今回の正解は土地です。
では土地の下は何がありますか????????
ロマンのある方ならば地球や地底人の世界と言うでしょうが、
今回の正解は「分かりません」です。
もしかすると遥か昔は海であった可能性もあります。
それを調べる為に地盤調査を行います。
主に住宅や小規模の建築物の場合、スウェーデンサイディング方式を用いて調査を行います。
基本的に土地中心部と四方で調査し、固い地層を概略的に調査ができます。
大規模建築の場合、
地盤に大きな建物荷重が発生する事から精密に調査を行う事のできるボーリング調査を行います。
スウェーデンサイディング試験と比べて機械が大きくなる事や時間がかかるので費用は高くなりますが、
その層のサンプルを採取する事ができるので、地層の種類が明確に分かります。
地盤が固い土地ならば問題は無いですが、
砂のような地盤がある場合、地盤改良工事を行います。
改良工事はその地質に合うように行います。
しかし、当然の如く費用が発生します。
ただし、ここで注意したい事が、
地盤改良があるから駄目な土地という訳ではなく、
生命、財産を守るための建築基準法があってこその工事なのです。
そもそも、日本の国土は限られており、厳しい法律で守られています。
土地があってこそ建物が建つ事を忘れないようにしたいところです
追記
最近、ロシアに亡命をしたスパイの発表では「地底にもう一つの世界がある!」と発言しているそうです。
何かロマンを感じます。
by forest-v
| 2013-11-20 09:00